後藤 杏奈さん

「一歩踏み出す勇気」が
未来の自分をつくる。

理工学部 人間システム工学科※ 3年生 ※取材当時

後藤 杏奈 さん

VRやロボット、AIなどの新しいテクノロジーに興味があり、関西学院大学の理工学部人間システム工学科(現:工学部)に入学。高校生の頃、動画配信サービスで偶然「関西学院西宮上ケ原キャンパス時計台のプロジェクションマッピング動画」を見て感動し、入学後は勉強の一方でプロジェクションマッピングを作る学生団体「SHADECOR」で活動しています。「どんなところから今も生きる新しい技術が生まれたのか」を自分の目で見て学ぼうと思い、1年生の夏季休暇の約1週間を使って、スタンフォード大学や大手IT企業、情報通信技術に関する博物館等を訪問する「シリコンバレー研修」へ参加。私の学生生活に大きく影響しました。

※2021年4月、理工学部を改組し、理・工・生命環境・建築学部へ。
学部学科名はそれ以前のものです

シリコンバレー研修では、FacebookやGoogleなどリーディングカンパニーはもちろん、明日の成功をめざすベンチャー企業、スタンフォード大学などを訪問。また、ビジネスを立ち上げた起業家や支援者などからも貴重な話を聞くことができる。参加資格要件は特になし。楽しみながらICTの歴史や、今を学ぶことができる。

「世界のICTの中心地であること」
を実感。

研修では、ヒューレット・パッカードやappleのスティーブ・ジョブズなど、IT企業の創始者を生んだスタンフォード大学や、テックミュージアム(情報通信技術の博物館)、IT企業などを訪問します。ミュージアムではIBMが初めて作ったコンピュータなどを見るとともに、VR(バーチャルリアリティ)を体験。また、訪問先のIT企業では、そこで働く方から自分の仕事や起業のことについて話を聞けることで、ICT の今を肌で感じることができたのも良かったです。高速道路の両側に著名なIT企業の看板がついたビルが立ち並ぶシリコンバレーの街。「ここが世界のICTの中心地なんだ」と強く感じました。

「失敗を恐れず、
とりあえずやってみる」

現地ではIT企業を訪問したり、この研修に参加した他大学の学生と共同で訪問先報告のグループワークをしたりしましたが、最も印象に残っているのが、アメリカの起業家たちの話です。彼らの話で共通していたのは、「失敗を恐れずにとりあえずやってみる」ということ。私も「一歩踏み出す勇気」をもらいました。帰国後、ほかの分野の学びを深めたいと思うようになり、新しい分野として感性工学を学ぼうと決意。感性工学の研究室に入りました。新しい分野に挑戦する気持ちになったのは、この研修の経験があったからだと思っています。

PROFILE

後藤 杏奈 さん

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理工学部 人間システム工学科※ 3年生 ※取材当時

後藤 杏奈
(ごとう あんな)

福岡・福岡雙葉学園高校出身。理工学部人間システム工学科※3年。母親が兵庫県出身で関西をよく訪れていたことから関西の街が好きになり、大学生活を関西で送ろうと入学を決意。高校生の時に、VR(バーチャル・リアリティ)を体験し、そのリアルさに驚き「こういう技術を学びたい」と思ったこと、テレビ番組で未来の生活を特集した番組を見るのが好きで最新テクノロジーに興味があったことなどから、人間システム工学科を選択。

※2021年4月、理工学部を改組し、理・工・生命環境・建築学部へ。
学部学科名はそれ以前のものです

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