岡村萌ヱ花さんと植木穂香さん

学部を越えた“つながり”を
学生が主体となって創出。

学生団体

Sci-Tech Main Truss(通称Mains/メインズ)

2012年に、当時の理工学部の活性化を担う学生団体として誕生した「Mains/メインズ」。2021年4月の学部再編以降は、新しい理系4学部の架け橋として、さらに存在価値が高まっていくでしょう。これまでの活動で恒例となっているのは、4月の新入生交流会や10月のソフトボール大会の企画・運営。これらのイベントを通して、自分の研究だけに没頭しがちになってしまいそうな理系学生たちに、周囲との“つながり”の機会を提供してきました。またオープンキャンパスでも、高校生に大学での学びの魅力を紹介する、Mains主体でのプログラムを展開。このようなMainsの活動は、次代の革新的な研究者の誕生や、学部を越えた新たな共同研究の、きっかけとなる可能性も秘めています。

理系の学生生活を紹介します!!

昨年のオープンキャンパスでは学生イベントを主催。好評でした。現在、新企画として進めているのが「キャンパス探検」。新入生に学内の建物や施設について知ってもらうため、各場所にクイズを設置し、スタンプラリーのように楽しく周回する、といった内容です。こうした新しいアイデアをどんどん実行に移していきます!

学生団体Mains

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MESSAGE │ PROFILE

岡村萌ヱ花さん

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岡村 萌ヱ花 さん

Mains 代表
理工学部 情報科学科※ 2年生
大阪府・帝塚山学院高校出身

自ら考え、行動した結果が、
みんなの喜びや満足につながる。

学部を越えた交流の機会を提供することで、視野の広がりや新たな発見など、一人ひとりの研究のプラスになることがあれば、と考えながら取り組んでいます。オープンキャンパスでも、昨年の秋は、学部の事務の方や大学広報の方から特に好評をいただきました。実は、高校生からの質問を事前に想定し、これに答えられるようしっかり下調べをしておいたのです。おかげで当日はスムーズに受け答えでき、参加した高校生にも満足してもらえました。Mainsに入ったばかりの頃は、必要な申請書類を用意し忘れるなど失敗が多かったのですが、自分たちが主体となって行動し続けるなかで日々成長を重ね、それが多くの人に喜んでもらえる結果につながっているのが、何よりうれしい。これまでオープンキャンパスは夏と秋しか参加したことがなかったのですが、「春もお願いします」と声を掛けてもらえ、手応えを感じています。今後は総合政策学部の学生団体SCS(Student & Campus Supporter)とも積極的にコラボレーションし、KSC全体を盛り上げていきたいですね。

植木穂香さん

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植木 穂香 さん

Mains 副代表
理工学部 物理学科※ 2年生
大阪府・帝塚山学院高校出身

新しいことに挑戦し、自己成長も
できているのがうれしい。

新しいアイデアを考えたり、自分の意見を発表したりするのが好きで、Mainsに入りました。高校までは自分の主張を通すことばかりに気持ちが傾き、周りが見えていないこともありましたが、Mainsでは他のメンバーの意見にもしっかりと耳を傾けるなど、チームでコミュニケーションを図りながらの協働ができるようになったと感じます。何をするにも先生に頼っていた高校の頃とは違い、自分たちが主体となって行動しているという自覚と責任感が、自己成長につながっているのでしょうね。時には先生や職員の方々とも対等な立場で意見を交わす機会もあります。また、PCを使ってのポスター制作やSNSを活用した広報活動など、実社会での仕事にも近い体験を重ねるなかで、さまざまなスキルも身につきました。唯一の難点は、現在、メンバーが9名しかいないことです。新しい企画にどんどん挑戦していくには、もっと多くのメンバーが必要。そのためにも、Mainsでの活動の楽しさややりがいを私たちが行動を通じてみんなに示し、SNSなどを駆使して広めていきたいと思います。

※2021年4月に理系4学部(理学部・工学部・生命環境学部・建築学部)開設。学部学科名はそれ以前のものです。

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