
緻密なデータ分析に基づいた
政策提言で、全チーム入賞!
総合政策学部 国際政策学科
西立野研究室
西立野修平准教授の研究室では、応用ミクロ計量経済学のデータ分析の手法により、さまざまな政策の効果についての検証に取り組んでいます。分析のみにとどまらず、具体的な政策提言にまで結びつけているのがポイント。数字から導き出された課題に対し、その解決法までデータに基づいて考察し、論文として発表しています。「貿易」「環境」「交通」の3つの分野で、それぞれグループに分かれて取り組んでいますが、2020年度はその研究成果が学内外のコンテストで高い評価を受け、なかでもISFJ日本政策学生会議政策フォーラムでは3グループすべてが入賞という快挙を達成。いずれは世の中を大きく変えるような革新的な政策提言が、この研究室から発信されるかもしれません。

データ分析を学ぶというだけでなく、それを実際に政策づくりに携わる人たちにとって有益な情報としてアウトプットすることが重要、というのが西立野先生の考え方。そのために必要な社会科学の知識や情報収集力なども含めた総合力を養い、「データと人とをつなぐ」役割を担える人材の育成が、この研究室のめざすところです。